「山川さんの- 泥めんこ -

 2006年1月20日  山川 正光

みなさん、お久しぶりです。卒業してから17年、今年は喜寿の齢になります。

時間があるとあちらこちらの「骨董市」などにでかけて、愚にもつかないものを見つけて楽しんでおります。(みなさんのお近くでは「やまとプロムナード古民具骨董市・毎月第三土曜日大和駅前東西広場 町田天満宮がらくた骨董市毎月1日)
そんな中から、おもしろいものをご案内したいと思います。
 


50代以上の方なら子供の頃にきっと夢中になった遊びにめんこ(面子)があります。
江戸時代に「穴一(あないち)」と言う一文銭を投げて穴に入れたり、ぶつけたりする遊びがあって、賭博性があるので幕府から禁止されますが、それが表面に人の顔などが描かれた素焼きの「泥めんこ」になって復活しています。

これは、芥子面と言って子供が指先つけて遊んだ小さなお面でいろいろな顔があり、その中から比較的円形(直径2センチほど)のものが使われました。
相手のめんこにぶつけて勝負を競ったことから「面(めん)ち打ち」と呼ばれました。
素焼きではこわれやすいので明治になって鉛製ができますが鉛毒が問題になって禁止になります。明治末期に厚紙の円形のものが売り出されて表に武者絵、相撲力士などの顔があるので面子と呼ばれるようになりました。これがおなじみのめんこです。

「泥めんこめ/芥子面」は関東地方の広範囲で発掘されますが、最近では汐留サイトで大量に出ています。遠くは九州に「博多泥めんこ(白色)」があります。



撮影:山川 正光